新宿中野の鍼灸整体治療院|自律神経を専門の東洋からだ研究所

眼精疲労と目疲れの直接原因を知ろう

スマホの普及により、眼精疲労や目疲れは国民病といっていいでしょう。眼精疲労や目疲れの直接原因は近距離の長時間凝視により眼球の血流が落ちるから」です。

結果、血液に含まれる酸素や栄養素が行き届かなくなり、眼球内の疲労物質も流し去れないので、眼精疲労や目疲れになります。

近距離を長時間凝視すると目の血流が落ちるメカニズムを知ろう

なぜ近距離を長時間凝視すると眼球の血流が落ちるのか?

ピントを調節する筋肉は、毛様体筋(もうようたいきん)といいます。

ピントを合わせる際、眼球の動きは以下。

近距離は、毛様体筋がギュッと緊張収縮してピントを合わせる

→ 血管も収縮するので血流が落ちる

遠距離は、毛様体筋がフワッと弛緩してピントを合わせる

→ 血管が広がるので血流が良くなる

※近距離とは約40センチ以内とする

例えば、肩にギュッと力を入れた状態をキープしてください。きつくて一分ももたないはずです。

肩に力を入れ続けるのと同じような負荷が、眼球の中で起こっているイメージです。しかも長時間。。。

眼精疲労や目疲れになることも納得ですよね。

肩や首は適度に力を抜いたり、マッサージしたりできますが、目はどうでしょうか?

パソコン画面を凝視し続けたり、スマホで動画を見たり、ゲームをしたり。。。毛様体筋はギュッと縮こまったまま、文句も言わずに働いてくれています。

夕方になると文字や画面が見づらくなったり、目疲れが原因で頭痛になったりするのは、疲弊してパンク寸前に追いやられた眼球の魂の叫びなのかもしれません。

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚が人間の五感です。五感の総仕事量を100としたら、視覚の仕事量は90~95という説があります。起きている間中、目は使っているので納得できる数字です。

近距離を長時間凝視すると眼精疲労や目疲れになるのは分かっているけど、お仕事などでやむを得ない状況や環境があることも事実。

尚更、あなたのために黙々と頑張っている目をケアしてあげましょう。

眼精疲労や目疲れのケア方法

眼精疲労や目疲れは、肩こり、首こり、頭痛の原因になります。逆に目のケアをすると、肩こり、首こり、頭痛が改善する可能性が高くなります。

酷い眼精疲労は、自律神経失調症の原因になることもあるよ

 

1,眼精疲労や目疲れ状態の「目」のストレッチをする

5メートル以上の遠くを見る

お肉をたくさん食べたら野菜をたくさん食べるように、近距離をたくさん見たなら遠距離をたくさん見ましょう。

5メートル以上であれば、何メートルでもOKです。

例えば、デスクワーク中やスマホ中はもちろん、通勤中の車窓から遠くの看板を見たり、電車の待ち時間や歩きながらなど、いつでもできます。

数十秒でいいから行ってください。時間が長ければ長いほど、ジワジワ~っと目が緩む感じがするはずです。

大切なポイントは、凝視しすることぼーっと眺めても十分効果がありますが、私の体感的に凝視したほうが効果が高いです。

私は、遥か数百メートル先に見えるビルの壁を透過して、室内のテレビ番組を識別するくらいの気迫で凝視しています。もちろん見えませんが、それくらいの気迫で凝視すると、毛様体筋も弛緩マックスで血流が良くなると感じます。

感覚が鋭い人は、これだけで目疲れからくる首コリ、肩コリが楽になります。

2,目を温める|眼精疲労や目疲れの眼球は冷えて固くなっている

眼精疲労や目疲れの眼球は、冷えて、かたくなっています。温められた眼球がトロットロに溶けるようなイメージで行ってください。

水に濡らしたタオルを電子レンジで40秒温め、あら熱がとれたら目の上に乗せ、冷めたらとる。

寝る前に行うと翌朝のフィーリングがいいです。10分くらい行うとさらに効果的です。市販されている目を温めるグッズを使ってもOK

3,目の運動|眼精疲労や目疲れの眼球は運動不足!だから動かしてあげればいい

眼球8の字運動 → これはとてもオススメ!

目を8の字(∞)に動かす。これを1分ほど1日に10回行う。

眼球は、慢性的な運動不足です。見る方向を変えるときは「首と頭」がメインで動きかし、眼球はほとんど動きません。ならば、動かしてあげましょう。

実際に行うとかなり効果を感じます。私は、3日目で疲れにくい目になった気がしました。

血流が悪くなるから目が疲れる。動かすと血流が上がり、疲れもとれやすくなります。これもお風呂やトイレなどでいつでもできます。

この眼球運動は、対処療法やケアというより目を鍛えるイメージです。

地味ですが何もしないより数万倍いいです。体はケアすると必ず応えてくれます(^^)/

当院新宿中野|自律神経専門の鍼灸院|東洋からだ研究所は眼精疲労専門の鍼灸コースがあります。

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新宿中野の鍼灸院|自律神経専門に扱う中野駅5分東洋からだ研究所|施術者紹介

当院は、中野区にある自律神経の調整を専門にした鍼灸整体院です。

眼精疲労や目疲れを抱える人は、ほぼ100%です。眼精疲労や目疲れが原因で、肩こり、頭痛になるケースが増えていますが、最も注意が必要なことは、自律神経失調症の原因になること。

目は脳の一部です。スマホで動画やゲームを行うと、脳は緊張して興奮状態になります。夜ベッドで行うと、睡眠の質が上がったり、不眠になったりします。癖になってしまうと、自律神経に不具合がでるようになります。

当院は、2009年に開業し、臨床経験は1万件を超えました。鍼灸術の経験数が多いことは最大のメリットです。しかし、デメリットもあります。「このケースはこうすればいいだろう」という決めつけが発生するからです。人間の身体は複雑かつ精巧にできており、全く同じ人はおらず、決めつけは時に違うことがあります。経験数に胡坐をかかず目の前のクライアントさんと向き合うことを肝に銘じつつ日々施術しております。

 

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