まんが道 魂の一冊

東京中野にある自律神経と眼精疲労の専門鍼灸整体院

東洋からだ研究所コンドウです。

藤子不二雄作

まんが道

 

帰省した際、

久方ぶりに読みました。

藤子不二雄の自伝的作品。

 

購入は小学生時代。

その頃から、繰り返し読み込んでいるので

表紙はボロボロ。

意味不明な落書きもあり。

 

マンガ道に影響され、

漫画家の真似事みたいなこともした記憶があります。

 

 

まだまだ漫画が超マイナーな時代の昭和初期~中期。

ジャンプやサンデーなどの漫画雑誌が皆無の時代。

 

富山県の高校生二人が、

手塚治虫のマンガに衝撃を受け、

マンガ家を目指し上京、極貧生活、

自信喪失、仕事ゼロ、仲間の激励からの復帰

などなど、

人間ドラマが満載です。

 

写真の漫画は、一冊1000~1200ページの大容量。

読み応え120%。

 

何がいい

どこがいい

 

とは一言では言えませんが、

なんかいい

そして、

美しい

あと、

手塚治虫先生は神です

さらに、

登場人物全員が、もれなくストレートな好人物。

 

初心に帰れるというか、

感情がリセットされる漫画です。

 

私は、

バカボンドや新宿スワンや闇金ウシジマくんなどの

人間の心の裏表を描いたグログロしたものを好みますが、

基本、何でも読みます。

 

まんが道は、グログロした表現はありませんが、

何か心にくるものがあります。

私の中では、魂の一冊です。

印象に残るシーンはこれ。

 

普段は超絶温厚で、

人望のある先輩テラさん(寺田ヒロオ氏=実在の漫画家・故人)

のバカ一喝シーン

連載や読み切りなどの仕事に大穴を空けてしまい、

当然、出版社から信頼ゼロ、仕事ゼロ。

漫画家をやめることを主人公がテラさんに打ち明けたときのこと。

 

バカッ!!

確かに、君たちは許されないことをした。

しかし、だからといって、

君たちにとって漫画に対する情熱はその程度だったのか??

そもそも、漫画がなくなったら、

君たちに何が残るというんだーーーーーーー!?

 

というシーン。。

厳しい言葉あり、愛情あり。

これこそ

叱咤激励OF叱咤激励。

マウンティングやクソバイスは微塵もなし。

しかも、テラさんは言いっ放しではありません。

 

さあ、これから僕も一緒に行くから出版社に謝りに行こう!

 

と、ミスとは無関係な自分にも関わらず、謝罪を促すのです。

僕も行くから、、、と。

(実は、主人公が空けた穴の大半をカバーしたのはテラさん。。テラさんも被害者なのです)

 

大人になって、

改めてマンガ道を読むと

子どものころとは違う視点が鬼のように出てきて

とても面白いです。

いや、

大人になって、働いて、人間関係で疲れたことがある人にこそ

楽しめる奥深いマンガかもしれません。

 

あなたの一冊はなにですか?

 

当院は、東京中野にある鍼灸整体院です

中野駅5分

新井薬師前駅10分にあります。

自律神経と眼精疲労の専門ですが、

肩こりや腰痛でのご来院も多いです。

その他、

首こり、

腕のしびれなどなど

気になる症状があったら

お気軽にご相談ください。

無料相談も行っております。

 

050-3595-1677(平日10~20時)

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・火水金土の10~20時診療(予約制)

 

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