【呼吸が浅い人へ】自律神経が整わない本当の理由、教えます

呼吸が浅い——それは、“身体の誤作動”かもしれません。

「なんとなく疲れやすい」「気分が安定しない」「すぐにイライラしてしまう」
それ、自律神経の乱れかもしれません。そして、その根本にあるのが 呼吸の浅さ です。

呼吸が浅い身体=(感覚的に)全能力が落ちたように感じる人が多いです。

私たちの身体は、深く呼吸ができる状態のほうが確実に整います。
酸素がしっかり取り込めれば、脳も内臓も血流もスムーズに働きます。

でも現代人の多くは、無意識に呼吸が浅くなっています。
スマホ、座りっぱなし、常に考えごと。これらは、背中や胸をこわばらせ、「浅い呼吸」が当たり前の身体をつくってしまうのです。

当院の施術では、「呼吸が深くなる身体に整える」ことを最重要のひとつと考えています。
なぜなら、深い呼吸ができる身体こそが、自律神経の土台だから。

この記事では、

  • なぜ呼吸が浅くなるのか?

  • その結果、何が起こるのか?

  • 呼吸を深くするには何をすればいいか?

を、自律神経専門の鍼灸整体院としての臨床経験をもとにお伝えします。

「息がしやすい身体」は、「生きやすい身体」。
少しでもそう感じてもらえたら、うれしいです。

背中がかたい人は、ほぼ確実に「呼吸が浅い身体」です。

当院では、どんな症状の方にも共通して「背中のかたさ」を必ずチェックします。
理由はシンプル。背中がかたい=呼吸が浅い=自律神経が乱れているからです。

実際、長年の臨床経験で「背中がやわらかいのに自律神経が乱れている人」には、ほとんど出会ったことがありません。


背中と呼吸の関係——ちょっと専門的に解説します

① 呼吸のたびに、肋骨は必ず動いています

息を吸うとき、胸がふくらむのを感じますよね?
それは「肋骨が動いているから」です。
肋骨にヒビが入ると、呼吸するだけで痛いのはその証拠。

② 肋骨は背骨とつながっています

宙に浮いているわけではなく、背骨(胸椎)としっかり連結。(図の赤枠)
つまり、呼吸のたびに背骨まわりも連動して動いているということです。

③ 背中がかたいと、呼吸の“支点”が動かない

背骨と肋骨の連結部が動かないと、肋骨が開きづらくなり、
結果として「うまく息が吸えない身体」になってしまいます。


背中がかたい → 呼吸が浅い → 自律神経が緊張する

たとえるなら、夏の暑さにやられて“ハッ・ハッ・ハッ”と浅い呼吸をしている犬のような状態。
リラックスとは正反対、自律神経も常に“緊張モード”です。

逆に、背中がやわらかくなると、自然と呼吸が深くなる
これはテクニックや意識の問題ではなく、身体の構造上の話なんです。

呼吸が浅い——それは“毎日2万回の損”です。

呼吸の役割は、大きくわけて2つあります。

① 酸素を取り入れ、二酸化炭素を出す(=ガソリン補給)
② 自律神経を整える(=深呼吸によるリセット)

この“当たり前すぎて見過ごされている2つの役割”が、
浅い呼吸ではどちらも中途半端になってしまいます。


1日2万回 × 浅い呼吸

あなたの身体に、何が起こると思いますか?

呼吸は1日に約2万回。
たった一回では気づかなくても、
10日、100日、1000日と積み重なることで、ゆっくりと確実に身体に“誤作動”が起きます。

「生きること」はできても、
“ちゃんと回復できる身体”ではなくなる。

以下に、浅い呼吸による典型的な影響を5つまとめました。


【呼吸が浅いデメリット5選】

① 頭がぼーっとする・体調を崩しやすくなる

脳や内臓への酸素が足りず、だるさや不快感が出やすくなります。

② 動くのがしんどくなる

酸素が筋肉まで届かないため、疲れやすく、動きが鈍くなります。
高地トレーニングが注目されるのは、低酸素下でも鍛えるため。

③ 集中力が落ち、判断ミスが増える

パイロットやアスリートが酸素濃度に敏感なのは、判断力や反応力に直結するから。

④ 眠くなる・やる気が出ない

エアコンのきいた満員電車で眠くなるのも、酸素不足の影響です。

⑤ 傷の治りが遅くなる・肌が荒れやすくなる

細胞修復には酸素が必須。酸素不足は「治す力」そのものを低下させます。


同じ8時間眠っても、“呼吸の質”で回復力は天と地の差

浅い呼吸では、どんなに寝ても疲れが取れにくい。
だから、深い呼吸ができる身体を取り戻すことが、何より大事なのです。

次のセクションでは、
**「呼吸が深くなるセルフケア」**を2つ紹介します。
ポイントは「背中をやわらかくすること

さあ、“回復できる身体”をつくる第一歩を一緒に始めましょう。

呼吸を深くするために──背中をゆるめるセルフケア2選

「呼吸が浅い…」「なんか息が入りづらい…」
そんな感覚がある方は、まず背中をゆるめることから始めてください。

背中が緩めば、肋骨が動き、肺がふくらみやすくなります。
つまり、「身体の構造から呼吸を深くする」ためのケアです。

1,ストレッチポール

当院がいちばん推している健康グッズ。
もう10年以上、毎日使っています。個人的には「地球上でもっとも有能な健康器具」と断言してもいいくらいです。

  • 楽にできる

  • 気持ちいい

  • 呼吸が深くなる

背中の力みが抜けて、自然と息が入りやすくなるのを感じるはずです。

📹 動画でやり方を紹介しています(前半5分だけでも十分)

もう少し詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください👇
ストレッチポールと睡眠の話はこちら

2、フォームローラー

いわゆる「筋膜リリース」の道具として知られていますが、
背中に使うことで、直接的に呼吸の可動域を広げるのに役立ちます。

イメージで言えば、

  • ストレッチポール → 静的で整える

  • フォームローラー → 動的にゆるめる

どちらも活用することで、背中が広がり、呼吸が深くなります。

🧸 100円ショップのものでOK(だいたい500円前後)📹 

参考動画はこちら!

 

 

いかがでしたか??

「呼吸が浅い」というのは、身体からの重要なサインです。

ストレッチポールとフォームローラー。
どちらも、続ければ身体は変わっていきます。

でも、どうしても自力で整わない場合は、当院で整えてください。
呼吸が深くなる感覚、一撃でわかると思います。

東京中野|鍼灸整体|東洋からだ研究所は自律神経を専門に扱う治療院です

~たくさんのお客様に喜んで頂いています~

  このような症状が続いているなら自律神経の不調の可能性が高いです。

自律神経を整えると症状は緩解するケースはたくさんあります。

お気軽にご相談ください。

新宿中野|中野駅5分【自律神経専門】鍼灸整体院の東洋からだ研究所|施術の流れ

清潔な院内

問 診

あなたからの情報は、あなたが最短で身体が楽になる情報の宝庫です。

だから当院はしっかりと問診を行います。 関節の動き・筋肉の固さ・背骨の歪みを独自の方法で確認します。

施術1 整体

身体の歪みを整えるために、ほとんどの症状に対してまず整体を行う

これは当院の特徴です。まずは血液や水分が流れやすい状態を作ります。

それから鍼灸を行うほうがあなたの身体が圧倒的に楽になるという経験則からです。

整体だけで身体が楽になるので驚かれる人が多いです。整体はとてもソフトなので痛くありません。

施術2 鍼灸

「あなたの痛い・つらい局所」と「自律神経の調整」両方にアプローチ

あなたの身体が血液や気が流れやすい状態になって、初めて鍼灸を行います。

「あなたの今痛い・今つらい場所」と「自律神経の調整」両方にアプローチする鍼灸も当院の特徴です。

治療後の説明

どこがどういう原因でつらかったのか、どう変わったのか、また、今後のセルフケアなどをお伝えします

営業日 火・水・金・土 (10時~20時)

ご予約、お問い合わせは、メール・LINEから

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