後頭部がかたいと自律神経が乱れる?脳の酸欠と“誤作動”の関係とは

後頭部がガチガチにかたい。

自律神経が乱れている人の多くに共通する特徴です。

実はそこまで乱れていない人でも――
デスクワークやスマホ操作が続くと、後頭部はかたくなりやすい。
そのせいで、脳の血流が落ちて、知らず知らずにパフォーマンスが下がっていくんです。

だから当院は、ほとんどのクライアントさんにこの部位に鍼を打ちます
目的は「脳に血を届きやすくするため。」

自律神経を整えるには、まず「身体」を変える。
その起点となるのが、後頭部のかたさをとることなんです。

自律神経を整えて身体と心を安定させるには、後頭部のかたさをとることは必須なのです。

後頭部がかたいと、なぜ自律神経が乱れるのか?

 

脳は、身体と心の“司令塔”です。
そして、その司令塔が動くための「ガソリン」が、血液。

後頭部は、脳へ血液を届けるための重要な通り道。
ここがかたくなると、「脳底動脈」という血管が圧迫されてしまうことがあります。

するとどうなるか。
脳に酸素と栄養が届きにくくなり、静かに酸欠・栄養不足状態が進んでいきます。

この状態が続くと、脳は誤作動を起こす

こうした状態を、私は臨床上“脳の誤作動”と呼んでいます。医学的な診断名ではありませんが、感覚や感情がズレたように感じるクライアントさんの表現としてしっくりくる言葉です。


「身体は健康診断で異常なし。でも、気分が晴れない・頭がぼーっとする・なんとなくつらい」
その正体は、**脳のガス欠(酸欠)**かもしれません。

全身の血流が良くても、後頭部でせき止められていたら意味がない。
それくらい、後頭部は“要”なのです。

結果として、脳が誤作動を起こす可能性が高まると考えられます。その一つが自律神経の乱れです。

脳の誤作動って、どういうこと?

脳の誤作動とは、「感覚」と「感情」のブレのこと。

たとえば――
・本当は痛くないのに、痛みを感じる
・暑くないのに、なぜか汗が止まらない
・ちゃんと寝てるのに、全然スッキリしない
・特に理由もないのに、イライラ・落ち込み・不安が続く

こうした状態は、身体が壊れているというより、「脳が疲れているサイン」かもしれません。

後頭部がかたくなることで、脳が“酸欠状態”になり、
誤作動を起こしやすくなるのです。


🌪脳の誤作動が引き起こす症状たち

【身体の不調】
頭痛、首肩こり、眼精疲労、腹痛、腰痛、冷え、神経痛、不良姿勢、発汗など

【心の不調】
不安、抑うつ、過呼吸、パニック、依存症、不眠、情緒不安定

【思考の不調】
集中できない、判断できない、記憶があいまい、いわゆる「ブレインフォグ」

【動作の不調】
スポーツ中や仕事中に手が動かない「イップス」も、実は脳の誤作動によるものとされます。


「肩こり=脳の誤作動」?

肩こりがただの筋肉疲労ではなく、脳の誤作動の“感覚異常”として出ているケースもあります。

・こってないのに、こっているように感じる
・痛くないはずなのに、痛みを感じる

そんな「ズレた感覚」こそ、脳がSOSを出しているサイン。

身体の不調の背景には、“脳の酸欠”がある。
そう捉えると、見え方が変わってきませんか?

セルフケア|後頭部をやわらかくする方法

使うのは、フォームローラー

今のところ、後頭部を安全かつ効果的にゆるめられるセルフケアとしては、これがベストだと考えています。
(もし他に良い方法が見つかれば、すぐにアップデートします)

※首まわりはとてもデリケートな部位。くれぐれも無理をしないことが大前提です。

▼以下のYouTube動画を、前半の 3分30秒あたり まで試してみてください。
余裕があれば、ぜひ最後までやってみてください。

鍼治療の強みとは?

セルフケアで変化がなければ、当院の施術をぜひ体験してみてください。

もちろん、マッサージ・整体・カイロプラクティック——どれも素晴らしい療術です。
でも、それらは皮膚の上からの刺激が中心です。

それに対して、鍼治療だけが「身体の内部=かたい部分」へ直接アプローチできます。

だからこそ、深くて、速い。

実際、多くの方が「目が開いた」「呼吸が入った」「涙が出た」といった体感を得られています。


なぜ、みんな後頭部がかたいのか?

スマホ、PC、座りっぱなしの姿勢——
今や、自律神経が乱れている・いないに関係なく、ほとんどの人が後頭部がかたくなっています。

これはもう、時代病のようなもの。

だからこそ、「脳が誤作動を起こす前に」早めの対策を。

今こそ、後頭部に向き合ってみてください。

▼関連記事もぜひ読んでみてください:
「呼吸が浅いあなたへ」

セルフケアで変わらないなら——

当院にお任せください。
フォームローラーも、ストレッチも、確かに意味はあります。
でも、限界もあります。

私たちは、「セルフケアより圧倒的に有効な方法がある」と本気で思っています。


鍼が届くのは、身体の「内側」

マッサージ、整体、カイロ——
どれも素晴らしい技術です。長所もたくさんある。
でも共通しているのは、皮膚の上からの刺激であること。

それに対して、鍼治療は“身体の奥”にあるかたい部分に直接届く、唯一のアプローチです。

だからこそ、深く、鋭く、早く効く。
「頭がスッキリした」「呼吸がしやすい」「視界が広がった」といった体感の声が、後を絶ちません。


「後頭部がかたい」は、もはや現代病かもしれない

スマホ、長時間のパソコン作業、不自然な姿勢。
もはや後頭部がかたいのは、“自律神経が乱れている人”に限られません。

ほとんどの人が、気づかないうちに脳の血流が滞っている。

そのまま放置すれば、やがて脳が誤作動を起こす。

今が、その予防のタイミングです。

「ちょっとでも気になる」なら、それはもう十分なサイン。
早めのケアで、未来が変わります。

東京中野|鍼灸整体|東洋からだ研究所は自律神経を専門に扱う治療院です

~たくさんのお客様に喜んで頂いています~

  このような症状が続いているなら自律神経の不調の可能性が高いです。

自律神経を整えると症状は緩解するケースはたくさんあります。

お気軽にご相談ください。

新宿中野|中野駅5分【自律神経専門】鍼灸整体院の東洋からだ研究所|施術の流れ

清潔な院内

問 診

あなたからの情報は、あなたが最短で身体が楽になる情報の宝庫です。

だから当院はしっかりと問診を行います。

関節の動き・筋肉の固さ・背骨の歪みを独自の方法で確認します。

施術1 整体

身体の歪みを整えるために、ほとんどの症状に対してまず整体を行う

これは当院の特徴です。まずは血液や水分が流れやすい状態を作ります。

それから鍼灸を行うほうがあなたの身体が圧倒的に楽になるという経験則からです。

整体だけで身体が楽になるので驚かれる人が多いです。整体はとてもソフトなので痛くありません。

施術2 鍼灸

「あなたの痛い・つらい局所」と「自律神経の調整」両方にアプローチ

あなたの身体が血液や気が流れやすい状態になって、初めて鍼灸を行います。

「あなたの今痛い・今つらい場所」と「自律神経の調整」両方にアプローチする鍼灸も当院の特徴です。

治療後の説明

どこがどういう原因でつらかったのか、どう変わったのか、また、今後のセルフケアなどをお伝えします

営業日 火・水・金・土 (10時~20時)

ご予約、お問い合わせは、メール・LINEから

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