中野区にある自律神経失調症の専門鍼灸整体院の東洋からだ研究所コンドウです。
頭寒足熱(ずかんそくねつ)という言葉はご存知ですか??
自律神経失調症にはもちろん、心身を健康に保つには頭寒足熱がよいと言われています。
・手足の冷えが取れる
・集中力が上がる
・よく眠れるようになる
などなど、たくさんのいい効果があると言われています。
しかし、漠然といいと言われても、腑に落ちないと実行に起こせない人いませんか?私がそうです。笑
そういう人に書いてみました。なぜ頭寒足熱がいいのか??
自律神経を整えるのに頭寒足熱がいい理由
結論から言うと頭寒足熱は全身の血流がよくなるからです。
血液は人間のガソリンです。血液は酸素や栄養素を運んできてくれます。そして、二酸化酸素などの不要物を運び去ってくれます。血液が全身隅々に行き渡ったほうが絶対にいいです。
血流が落ちた部位に不具合が出ると考えていいと思います。
どんな不具合かというと、まず機能が落ちます。きちんと働かなくなったり、誤作動を起こしやすくなります。
誤作動は血流が落ちた部位によって変わります。
頭だと、酸欠になり頭痛が出やすくなります。脳だと、思考や精神が不安定になったり、神経だと、痛みやしびれや感覚異常。胃や腸だと、消化不良など。
人間の脳や体は血液が行き渡って、初めて上手く機能することができます。
軽い運動がいいとされているのも、血流を良くするためです。では、なぜ頭寒足熱で血流が良くなるのか?
頭寒足熱で血流が良くなり、自律神経を整う理由
体重の60~70%は血液を含む水分です。
血流をよくするには、体内の水分循環をよくすればいいということになります。
では、水分を循環させるにはどうしたらいいのか?
物理学でいうと、対流させればいいのです。とても分かりやすい図がありました。
(参照元コトバンク)
当たり前ですが、ヤカン内の水は、全て同じ水です。
しかし、温度が違います。ヤカン内の下の水は熱せられているので温度が高く、上の水は火元から離れているので温度が低いです。
ヤカン内の水は、上はぬるくて下は熱い。
水は同一空間の中で温度差が発生すると、グルグル循環する性質があります。
上の温度が高いと循環しないので、下の温度を高くしてやればいい。それをそのまま人体に応用したのが頭寒足熱です。
上=頭を寒くし、
下=足元・下半身を温める。
そうすると血流が良くなり、隅々に行き渡ります。
足湯や半身浴がよいと言われるのもこういった理由からです。
自律神経失調症の人にオススメの頭寒足熱の方法
・足湯
・半身浴
・レッグウォーマーをする
・厚めの靴下を履く
などなどありますが、やはりオススメは半身浴です。
体の上半分と下半分に温度差ができるので、血液がグルグル循環し、体内の隅々に行き渡ります、また、体の奥から汗と一緒に老廃物がでるのでお肌もスッキリします。
38~40℃のお湯につかると、副交感神経がガンガン働くので、半強制的にリラックスします。リラックスすると、血管も広がるのでさらに血流が良くなります。
当院が考える自律神経失調症は、頑張り過ぎや緊張し過ぎなどの交感神経が働き過ぎの状態が原因です。
だから、半身浴は半強制的にリラックスできるのでセルフケアとして、とても有効だと思います。
注意点としては、体力を多少消耗するので、疲れていたり、気持ちが乗らないときは迷わず休んでください。
それでも改善しない場合は、ご相談ください。
東洋からだ研究所は東京中野駅5分にある鍼灸整体院です。自律神経を専門に扱っているからこそ、あなたと同じ立ち位置で施術できると自負しています。
お気軽にメール&お電話ください。
無料相談も行っております。
・050-3595-1677(平日10~20時)
・火水金土の10~20時診療(予約制)
当院は、問診を重要視し、独自の検査でお体の状態を把握します。そして、自律神経が乱れた体に特化した施術を行います。
病院で検査は異常なし、原因不明の症状が、当院の施術で体を変えることにより、改善したケースは枚挙にいとまがありません。
もちろん、医学的や科学的なしっかり根拠を述べることはできませんが、今までの10000人以上のお体を視てきた経験則で
体を変えると、症状も変わる。
症状が変われば、気持ちも前向きになり、笑顔が増えます。
悩む前に、ぜひ一度ご相談ください。
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