最大の原因は近い距離を見続けること
最大の対策は目を休ませること
3日間スマホやパソコンを一切使わなければ眼精疲労は回復するでしょう。
これではあまりにも浅いので解像度を少し上げます。
近い距離を見続けると眼精疲労や目疲れになる理由
直接原因は、眼球内の血流が落ちること
①酸欠
酸欠になると見る機能が落ちてしまい、目が霞んだり、ぼやけたりします。
②疲労物質が留まり続ける
乳酸のような疲労物質が大量に眼球内に留まり続けてます。限界値が近づくと眼精疲労や目疲れを感じます。
限界値を超えてしまうと、頭痛、吐き気、不眠など自律神経失調症のような症状も出ます。そんな人は何らかの対策が即必要です。
眼球内の血流が落ちる理由を理屈で知ろう
近い距離を見るときは眼球内にあるピントを調節する筋肉が収縮します。
デスクワークやスマホを見る時間が長いとピント調節筋がゴリゴリに凝り固まります。
近い距離を見るときの眼球内のメカニズム
ピントを調節する筋肉は、毛様体筋(もうようたいきん)といいます。
ピントを合わせる際、眼球の動きは以下。
近距離は、毛様体筋がギュッと緊張収縮する → 血管も収縮するので血流が落ちる 遠距離は、毛様体筋がフワッと弛緩する → 血管が広がるので血流が良くなる ※近距離とは約40センチ以内とする |
PCやスマホ中は、眼球にギュッと力が入っている状態です。
例えば、肩にギュッと力を入れた状態でキープしようとしても、きつくて一分ももたないはず。
同じような負荷が眼球の中で起こっているイメージです。しかも長時間。。。
肩や首はストレッチしたりマッサージしたりできますが、目はどうでしょうか?
パソコン画面を凝視し続けたり、スマホで動画やゲームを見たりしたり。。。毛様体筋はギュッと縮こまったまま文句も言わずに働いてくれています。
眼精疲労や目疲れはパンク寸前に追い込まれた眼球の魂の叫びなのかもしれません。
これらを踏まえてケアをご紹介します。
眼精疲労や目疲れのケア3つ
眼球の血流を良くしてやればいいのです。
1、ストレッチ
2、温める
3、動かす
肩こりや首こりの対策と考え方は全く同じです。
1,ストレッチ
5メートル以上の遠くを見る
感覚が鋭い人は、これだけで眼球や目の周りがスッキリします。
遠くを見るときはピント調節筋がフワッと緩みます。それを利用しましょう。
5メートル以上であれば何メートルでもOKです。
数十秒でいいから行ってください。時間が長ければ長いほど、ジワジワ~っと目が緩む感じがするはずです。
さらに効かせたい人は、「遠くを1秒見る → 自身の爪や指を1秒見る」を10回3セット行うとよりスッキリします。
大切なポイントは凝視しすること。遥か数百メートル先に見えるビルの一室で流れているであろうテレビ番組を識別するくらいの気迫で凝視するといいですよ。
もちろん見えませんが、強い気迫で凝視すると、毛様体筋も弛緩マックスで血流が良くなると個人的に感じます。
2,目を温める
眼精疲労や目疲れの眼球は、冷えて、かたくなっています。眼球が温められてトロトロに溶けるようなイメージで行ってください。
寝る前に行うと翌朝のフィーリングがいいです。10分くらい行うとさらに効果的です。市販されている目を温めるグッズを使ってもOK
3,目の動かす
眼球8の字運動 → これはとてもオススメ!
目を8の字(∞)に動かす。これを1分ほど1日に10回行う。
眼球は圧倒的運動不足。物を見るときは「首と頭」を動かし、眼球はほとんど動きません。
実際に行うとかなり効果を感じます。
私は、3日目で疲れにくい目になった気がしました。
血流が悪くなるから目が疲れる。動かすと血流が上がり、疲れもとれやすくなります。これもお風呂やトイレなどでいつでもできます。
この眼球運動は、対処療法やケアというより目を鍛えるイメージです。
ぜひぜひお試しください。
東京中野|鍼灸整体|東洋からだ研究所は自律神経を専門に扱う治療院です
~たくさんのお客様に喜んで頂いています~
このような症状が続いているなら自律神経の不調の可能性が高いです。
自律神経を整えると症状は緩解するケースはたくさんあります。
お気軽にご相談ください。
新宿中野|中野駅5分【自律神経専門】鍼灸整体院の東洋からだ研究所|施術の流れ
清潔な院内
問 診
あなたからの情報は、あなたが最短で身体が楽になる情報の宝庫です。だから当院はしっかりと問診を行います。
関節の動き・筋肉の固さ・背骨の歪みを独自の方法で確認します。
施術1 整体
「身体の歪みを整えるために、ほとんどの症状に対してまず整体を行う」
これは当院の特徴かもしれません。血液や水分が流れやすい状態を作ります。それから鍼灸を行うほうがあなたの身体が圧倒的に楽になるという経験則からです。整体だけで身体が楽になるので驚かれる人が多いです。整体はとてもソフトなので痛くありません。
施術2 鍼灸
「あなたの痛い・つらい局所」と「自律神経の調整」両方にアプローチ
あなたの身体が血液や気が流れやすい状態になって、初めて鍼灸を行います。「あなたの今痛い・今つらい場所」と「自律神経の調整」両方にアプローチする鍼灸も当院の特徴です。
治療後の説明
どこがどういう原因でつらかったのか、どう変わったのか、また、今後のセルフケアなどをお伝えします
営業日 火・水・金・土 (10時~20時)
ご予約、お問い合わせは、メール・LINEから
当院新宿中野|自律神経専門の鍼灸院|東洋からだ研究所は眼精疲労専門の鍼灸コースがあります。
新宿中野の鍼灸院|自律神経専門に扱う中野駅5分東洋からだ研究所|施術者紹介
当院は、中野区にある自律神経の調整を専門にした鍼灸整体院です。
眼精疲労や目疲れを抱える人は、ほぼ100%です。眼精疲労や目疲れが原因で、肩こり、頭痛になるケースが増えていますが、最も注意が必要なことは、自律神経失調症の原因になること。
目は脳の一部です。スマホで動画やゲームを行うと、脳は緊張して興奮状態になります。夜ベッドで行うと、睡眠の質が上がったり、不眠になったりします。癖になってしまうと、自律神経に不具合がでるようになります。
当院は、2009年に開業し、臨床経験は1万件を超えました。鍼灸術の経験数が多いことは最大のメリットです。しかし、デメリットもあります。「このケースはこうすればいいだろう」という決めつけが発生するからです。人間の身体は複雑かつ精巧にできており、全く同じ人はおらず、決めつけは時に違うことがあります。経験数に胡坐をかかず目の前のクライアントさんと向き合うことを肝に銘じつつ日々施術しております。
近藤 隆 鍼灸治療家
施術件数10000件以上。東京中野駅5分にある自律神経専門の鍼灸整体院「東洋からだ研究所」代表。心と身体に役立つ情報をお届けしています。