ふとした瞬間に涙が出るあなたへ
「なぜか涙が出てしまう」
「気づいたら頬が濡れていた」
そんな経験はありませんか?
これは、感情によるものではなく、身体が自然に行っている反応のひとつかもしれません。
本記事では、急に涙が出る理由を“身体の視点”から解説し、
涙と自律神経の意外な関係、そして整える方法までご紹介します。
涙が出るのは「自律神経のブレーキ反応」かもしれません

涙を出すのは「副交感神経」の役割です
自律神経には、活動モードの「交感神経」と、休息モードの「副交感神経」があります。
涙は、副交感神経が優位なときに出る生理反応です。
つまり、涙が出るということは、あなたの身体が“休もう”としているサインでもあるのです。
緊張が続いたあと、急に涙が出るのはなぜ?
我慢や怒りや哀しみなどの過度のストレス下では、交感神経(アクセル)が急激に優位になります。
そして、ふと緊張がゆるんだ瞬間、今度は副交感神経(ブレーキ)が働き、
涙というかたちで「身体を回復させよう」とする反応が起きます。
これは、「涙のブレーキ反応」として説明されることもあります。
あなたの身体は、無意識のうちに回復を図ろうとしているのです。

涙が出やすい身体の特徴とは?
10,000件以上の施術経験がある当院の経験則ですが、交感神経が優位になっている身体です。具体的には以下です。わかりやすいのは「後頭部のかたさ」です。今すぐ触ってみてください。かたかったり、詰まった感じがあるかもしれません。
①後頭部がかたい=脳への血流が悪い
感情ではなく、脳の血流不足によって涙のコントロールがうまくいかなくなることがあります。
後頭部が緊張すると、脳全体の血流が低下し、その影響で涙が出やすくなるケースが見られます。
②背骨の際がかたい=呼吸が浅い
背中がかたい人は、無意識に呼吸が浅くなり、交感神経が過剰に働く状態に陥ります。
深い呼吸ができない身体では、副交感神経の働きが不安定になり、涙が出やすい傾向があります。
②手足が冷たい=血液とエネルギーが停滞している
血液は命の源です。手足が冷たいと、頭寒足熱(ずかんそくねつ)の逆になります。上が熱く、下が冷たい。これだと血液がスムーズに循環しなくなります。
涙をコントロールするには「心」ではなく「身体」から
涙をコントロールするには、まずは“身体の緊張をほどく”ことが重要です。病院の検査では異常なしでも、心と身体の不調は当たり前に起こります。そして、身体を整えると症状が改善したケースは枚挙に暇がありません。
- 後頭部をやわらかくすることで、脳の血流を回復させる
- 背骨の際をゆるめて、深い呼吸ができる身体にする
- ツボ刺激で自律神経のバランスを整える
これが、東洋からだ研究所が行っている施術です。
「涙=壊れた」ではなく「涙=回復の始まり」
涙が出るのは、あなたの身体が「そろそろ休んで」と教えてくれているサインです。
「心の問題」と捉える前に、まずは「身体の声」に耳を傾けてみましょう。
それが、涙を自然にコントロールできる第一歩になります。
それでも改善しない場合は、一度ご相談ください。
当院は自律神経失調症を扱う専門の鍼灸治療院です
自律神経が乱れた体の共通点
・背中や後頭部がかたい ・手足が冷え傾向 ・目が慢性的に疲れている |
東洋からだ研究所のアプローチは3つ
①最も大きな原因
②今つらい局所
③自律神経を整える
この3つを同時にアプローチするから、他とは違う効果をご提供できると自負しています。
当院は、10000件以上の施術経験があるからこそ、あなたと同じ立ち位置で向き合うことができるのです。そして、ずっと通っていただく気もありません。ぜひ症状が良くなって当院を卒業してください。
それが当院の願いです。
営業日 火・水・金・土 (10時~20時)
近藤 隆 鍼灸治療家
施術件数10000件以上。東京中野駅5分にある自律神経専門の鍼灸整体院「東洋からだ研究所」代表。心と身体に役立つ情報をお届けしています。














