東京都中野区にある自律神経失調症を専門に扱う鍼灸整体院
東洋からだ研究所コンドウです
二か月前の半ば頃の夜、突然の激しい動悸に襲われた。
しばらくすると症状は治まったけど、こんなに心臓がバクバクしたことがなかったので、不安でその夜はなかなか寝付けなかった。
その日を境に、常に緊張してイライラしやすくなった。
現在育休中で、夫は激務で朝7時から夜11時ごろまで仕事をしており、平日は全くといっていいほど育児や家事の参加はできない。
夫の仕事も大変で、それは分かっているのだけど、、、でも毎日子供と二人の生活をして、会話らしい会話も出来ず、いっぱいいっぱいになるとどうしてもイライラしてしまう。
子どもと二人で暇だけど自分の時間がないという日々。。
最近は夫にも優しくできず、子どもにはかろうじて笑顔で接しているけど、心がすり減ってきているのを実感してしまう。
いつかイライラが爆発して、子どもに冷たくしてしまうかもしれないと思うと不安で、怖くなってしまう。
ネットで検索すると、症状から思い当たったのが自律神経失調症だった。
育児中のママさんは、休む暇もなく、自分の時間もないので、ストレスと疲労が溜りやすい
パパが平日仕事で忙しく、子育てをほぼ一人で担っているママさんからよく聞くのが、
会話らしい会話ができないこと
一日中会話ができないことを想像すると、苦しいですよね。毎日だと心が疲弊してきます。それが蓄積して、体が悲鳴をあげているのかもしれません。
日本で自律神経失調症に悩んでいる人は、約600万人を超えるといわれ、女性のほうが多いとされています。
自律神経の働きについては以下をご覧ください
なぜ自律神経失調症は女性が多いのか??
ポイントは女性ホルモンです。
女性ホルモンは2つ。エストロゲンとプロゲステロンです。
エストロゲン(卵胞ホルモン)とは、月経をもたらし、女性らしい丸みのある魅力的な体つきを作ってくれます。出産に備え、女性らしさを作るホルモンです。
プロゲステロン(黄体ホルモン)とは、受精卵の着床に備え、子宮内膜をいい状態にしたり、乳腺を発達させたり、基礎体温を上昇させる働きがあります。妊娠を継続させ、女性自身の体を守るホルモンです。
特に、
エストロゲンが不足すると以下の症状が起こりやすくなります。
- 生理不順、無月経、不妊、PMSなど生殖機能が低下する
- お肌の調子が悪くなる
- イライラする、精神不安定になる
- 不眠
- 体のむくみ
- 骨が弱くなる
- 脂質の代謝が下がり、太りやすくなる
- 髪にツヤがなくなる
- 動脈硬化・脳梗塞・心臓病・高血圧など血管系の症状が出やすくなる
- アルツハイマー症になる確率が上がる
赤字は、経験したことがある女性が多いのではないでしょうか。
女性ホルモン分泌をコントロールしているのが脳下垂体
脳下垂体をコントロールしている視床下部
視床下部は自律神経もコントロールしています。
よって、自律神経と女性ホルモンは、互いに影響を受けやすくなります
これが女性に自律神経失調症が多い理由の一つとされています。
生理の前後は、女性ホルモンの分泌が活発になり、自律神経が影響を受けて、イライラしたり、鬱っぽくなったりして、精神状態に影響が出たり、眠くなったり、お肌の調子が悪くなったりします。
精神的にショックな出来事があると、生理が遅れたり、不順になった経験ありませんか??
心の状態が、体に影響してしまう。これは女性の体の仕組み上、正常ともいえます。
個人的には、男性にこのようなことをもっと知ってもらうと、女性がより住みやすい社会になると思います。
女性ホルモンの分泌は年代によって変化します。
思春期の終わり頃から30代前後までが分泌量のピークといわれています。
また、生理、妊娠、出産、閉経と女性は年代と生活環境によって、女性ホルモンの分泌が大きく変化します。
女性は自律神経に影響が出やすいため、日頃からご自分を労わってください。自分のために、世界で一番頑張っている自分を精一杯労わってあげてください。
女性ホルモンを安定させ、自律神経を整える基本のケア3つ
お体の現場の最前線で接する治療家として大切だと感じたことは、
睡眠、食事、冷えないようにする
この3つが出来ていないと、体や心に不調がでるケースをたくさんみてきました。一度見直してみてもいいかもしれませんよ。
1、睡眠を十分にとる
育児や働いていると、どうしても睡眠が不足になりがちです。当院のクライアントさんも、ほとんどが寝不足といっていい状態です。
夜21時に就寝することを3日間続けると、大体の不調は改善するという説もあるくらいです。
21時に寝ることは難しいとしても、30分でも1時間でも多く睡眠時間を確保することを意識してみましょう。
2、食事
ファーストフードが多かったり、食べ過ぎだったり、肉系に偏っていたしていませんか??
私の経験上、食べ過ぎ傾向の人が多いと感じます。空腹感がないのに食べてしまっていませんか??
注意が必要なのが、過度のダイエット。これも女性ホルモンが乱れる原因の一つです。
適度な節食と適度な運動が安全なダイエット方法です。
3、冷え
体温は自律神経がコントロールしています。
冷えると、自律神経が乱れやすくなり、結果、女性ホルモンの分泌が不安定になります。
汗がでるくらいの運動や入浴を心がけましょう。
過去の参考記事をあげておきますので、興味のある人はご覧ください。
地味かもしれませんが、睡眠、食事、冷えを気を付けることが最善で最短なケアだと思います。
それでも改善しない場合はご相談ください。当院は自律神経失調症を専門に扱い、自律神経を調整する鍼灸整体院です。
女性ホルモンは自律神経の影響を受けやすいです。
逆をいうと、自律神経を整えると、女性ホルモンも安定するともいえます。
当院は自律神経の調整を専門とした治療院です。
肩こり、更年期障害、イライラ、頭痛、偏頭痛などなど、原因不明の以下のような症状が改善しない場合、ご相談ください。
このような症状が続き、つらいときは自律神経の不調の可能性が高いです。
多くの人が自律神経が乱れています。逆に、自律神経を整えると、症状は緩解するケースはたくさんあります。
お気軽にご相談ください。
・050-3595-1677(平日10~20時)
・火水金土の10~20時診療(予約制)
当院は、問診を重要視し、独自の検査でお体の状態を把握します。
そして、自律神経が乱れた体に特化した施術を行います。
病院で検査は異常なし、原因不明の症状が、当院の施術で体を変えることにより、改善したケースは枚挙にいとまがありません。
もちろん、医学的や科学的なしっかり根拠を述べることはできませんが、今までの10000人以上のお体を視てきた経験則で
体を変えると、症状も変わる。
症状が変われば、気持ちも前向きになり、笑顔が増えます。
悩む前に、ぜひ一度ご相談ください。
・050-3595-1677(平日10~20時)
・火水金土の10~20時診療(予約制)
自律神経の乱れのセルフチェックはこちら
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近藤 隆 鍼灸治療家
施術件数10000件以上。東京中野駅5分にある自律神経専門の鍼灸整体院「東洋からだ研究所」代表。心と身体に役立つ情報をお届けしています。
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