「また今日も、何もできなかった」
また思って夜が来る。
朝は身体が重くて、起き上がれない。 食事も作れず、ボーッとしたまま一日が終わる。
それでも、明日は頑張ろうと思う。 でも——また、できなかった。
そんな日々が続いていませんか?
これは、あなたの甘えではありません。
無気力は、身体が“これ以上頑張らせないため”に起こしているブレーキです。
当院には、そうやって毎日をなんとか耐えてきた方が多く来られます。
この記事では、
- なぜ更年期に無気力になるのか?
- 身体のどこに乱れが起きているのか?
- どうすればそこから抜け出せるのか?
自律神経に特化した施術を行う当院の現場経験をもとにお伝えします。
「私の話かもしれない」と思ったなら、少しだけ読み進めてみてください。
更年期の“無気力”は、自律神経が限界を迎えているサイン

更年期とは、閉経前後の約10年のことをいいます。
45~55歳を「更年期」
更年期におこる不調の症状を「更年期障害」
治療の必要のない軽い症状は「更年期症状」と呼んで区別しています。

45〜55歳。この時期、身体は大きな節目を迎えます。
女性ホルモン(エストロゲン)の急激な変化に脳や自律神経が追いつかず、 身体の中では、次のようなことが同時に起きています。
- ホルモンバランスの乱れ
- セロトニン(心の安定を支える物質)の減少
- 自律神経の切り替え不良(ブレーキもアクセルも効かない状態)
結果、
- 朝起きるのがつらい
- 気持ちが沈んで涙が出る
- 「やらなきゃ」と思っても身体が動かない
そんな状態が、毎日続いてしまうのです。
でもそれは、「ダメになった」のではありません。
身体が“もう無理”を、あなたより先に分かってくれている証拠なのです。
当院で見てきた「無気力な身体」の共通点
私がこれまで施術してきた1万人以上の方の中で、 更年期の無気力を訴える方の身体には、共通点があります。
- 後頭部がカチカチにこわばっている(脳の血流が悪くなる)
- 背中が張っていて、呼吸が浅い(緊張が抜けない)
- 手足が冷えている(血液とエネルギーが回りきっていない)
こうした身体は、まさに“戦闘モードが切れない”状態。
自律神経が混乱して、身体のリズムが壊れてしまっているのです。
無気力を軽くする、自宅でできる3つのセルフケア
ここでは、身体に優しく、少しずつ自律神経を整えていくケアを紹介します。
大切なことは100点を目指さないこと。
全て地味かもしれませんが、身体に効果があるものは地味なものが多いです。少しずつ行ってみてくださいね。
① 朝、カーテンを開けて光を浴びる

セロトニン(幸せホルモン)が分泌される
→ 朝日を浴びることで、脳が「朝だ!」と認識し、セロトニンのスイッチが入ります。体内時計がリセットされ、自律神経が整いやすくなる
→ 夜ぐっすり眠るためにも、朝の光が必要。結果、交感・副交感神経の切り替えがスムーズに。「朝起きられない」を改善する第一歩になる
→ 光を浴びるだけなら、布団の中でもできる。小さな成功体験が次の行動に。
朝日を浴びると、セロトニンのスイッチが入ります。 「起きなきゃ」ではなく、「光を浴びよう」から始めてください。
② 大豆製品を1日1品取り入れる

納豆・豆乳・豆腐などに含まれるイソフラボンは、女性ホルモンの働きを支える力があります。 「薬」ではなく「栄養」で、身体の軸を整えていきましょう。
イソフラボンがエストロゲン様に働く
→ 更年期はエストロゲン(女性ホルモン)が急激に減る時期。
→ 大豆イソフラボンは、それに似た作用を持ち、ホルモンバランスの揺らぎをサポート。セロトニンの合成に必要な「トリプトファン」が含まれる
→ トリプトファン → セロトニン → メラトニン(睡眠ホルモン)とつながる流れ。
→ 大豆食品は、“心も睡眠も整える”源になる。腸内環境を整えて、自律神経に好影響
→ 発酵食品(納豆・味噌など)は腸に良く、腸は“第二の脳”とも呼ばれるほど自律神経と密接。
③ 夜、スマホを30分だけ手放す

寝る直前までの情報や光の刺激は、交感神経を刺激します。 少し早めに手放して、“眠るための準備時間”を意識してみてください。
スマホの光=ブルーライトが脳を“昼モード”にする
→ 画面のブルーライトは、脳を覚醒させて交感神経(アクセル)を刺激。
→ 結果、「寝ようとしても眠れない」「眠りが浅い」状態が続く。情報の刺激が脳の“興奮状態”を作る
→ SNSやニュース、動画は思ってる以上に神経を張りつめさせる。
→ 更年期で揺らいでる神経に“追い打ち”をかける形になる。副交感神経(ブレーキ)を働かせる準備ができない
→ 本来、夜は自然と身体がリラックスに向かう時間。
→ スマホを手放せば、その切り替えを“邪魔せずに済む”。
身体を整えるなら、「自律神経に特化した」アプローチを
私は学生時代から“自律神経”というテーマに惹かれ、 湯島清水坂クリニックでの臨床や、15年間の現場経験で、 「身体を整えることが、どれだけ心に影響するか」を身をもって学んできました。
東洋からだ研究所の3ステップ施術
- 後頭部を緩めて、脳の誤作動を整える
- 背骨の際(背中)をやわらかくして、呼吸が深くなる身体へ
- 中医学+1万件の経験から、今のあなたに必要なツボを選ぶ鍼施術
これは、対症療法ではありません。
「整いやすい身体」に変えていくための施術です。
身体が変われば、思考も感情も変わります。 それは机上の理論ではなく、 私がこの15年、現場でずっと見てきた変化の連続です。
「どうしたらいいか分からない」そんな方へ
もう我慢しなくて大丈夫です。
身体の中では、限界に達した自律神経が、 あなたに「いったん止まって」と言ってくれているだけ。
それは壊れたんじゃない。守るために止まっているんです。
身体を整えれば、呼吸が変わり、血が巡り、眠りが変わります。 そして少しずつ、「私、戻ってきたかもしれない」と感じられる瞬間が増えてきます。
まずは、あなたの“つらさ”を言葉にしてみませんか?
自律神経の乱れが原因で起こる症状は更年期障害・更年期症状だけではない

自律神経の乱れた症状は吐き気だけではありません。
個人差が大きいので一概に言えませんが、
初期症状で当院で多いのは、首が痛い、肩が痛い、首肩がこる、めまい、耳鳴り、息苦しい、不眠傾向などです。吐き気の症状がすでに出ている場合、早めの対処が必要です。
東洋からだ研究所は自律神経を専門に扱う鍼灸整体院です

~たくさんのお客様に喜んで頂いています~

このような症状が続き、つらいときは自律神経の不調の可能性が高いです。
多くの人が自律神経が乱れています。逆に、自律神経を整えると、症状は緩解するケースはたくさんあります。
お気軽にご相談ください。
新宿中野|中野駅5分【自律神経専門】鍼灸整体院の東洋からだ研究所|施術の流れ
清潔な院内

問 診
あなたからの情報は、あなたが最短で身体が楽になる情報の宝庫です。だから当院はしっかりと問診を行います。

関節の動き・筋肉の固さ・背骨の歪みを独自の方法で確認します。

施術1 整体
「身体の歪みを整えるために、ほとんどの症状に対してまず整体を行う」
これは当院の特徴かもしれません。血液や水分が流れやすい状態を作ります。それから鍼灸を行うほうがあなたの身体が圧倒的に楽になるという経験則からです。整体だけで身体が楽になるので驚かれる人が多いです。整体はとてもソフトなので痛くありません。


施術2 鍼灸
「あなたの痛い・つらい局所」と「自律神経の調整」両方にアプローチ
あなたの身体が血液や気が流れやすい状態になって、初めて鍼灸を行います。「あなたの今痛い・今つらい場所」と「自律神経の調整」両方にアプローチする鍼灸も当院の特徴です。


治療後の説明
どこがどういう原因でつらかったのか、どう変わったのか、また、今後のセルフケアなどをお伝えします

営業日 火・水・金・土 (10時~20時)
ご予約、お問い合わせは、メール・LINEから
近藤 隆 鍼灸治療家
施術件数10000件以上。東京中野駅5分にある自律神経専門の鍼灸整体院「東洋からだ研究所」代表。心と身体に役立つ情報をお届けしています。
















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