東京中野区にある自律神経失調症を専門に扱う鍼灸整体院
東洋からだ研究所コンドウです。
先日ご来院のAさん。
体が重だるく、全身むくんだ感じで、肩こりと、体に熱感がある。朝の目覚めもイマイチ良くない。
そんな状態でした。
問診をして私がひっかかったことがありました。
それは睡眠のとり方
「窓を閉め切って、クーラーを2時間タイマーにして寝ている。タイマーが切れたら暑さで目が覚めてしまい、また2時間タイマーにして寝ている」
とのこと。
同じようにしている人は多いかもしれませんね。
もしくは、クーラーをタイマーでかけて寝ている。朝起きたときは、タイマーも切れていて、部屋の中が熱い。。
そんな人いませんか??
原因は熱中症かもしれません。
ここでいう熱中症は、野外で活動中に熱中症になってしまうわけではなく、プチ熱中症のようなイメージです。
熱中症の60%が室内で起こっている
実は、熱中症の60%が室内で起こっているそうです。
風通しの悪い室内での仕事や、運動中に起こります。
普段の生活では、日中の場合は、適度にクーラーを使えば大丈夫でしょう。
危険なのは、睡眠中。
私の考えでは、睡眠中に熱中症になるケースが多いです。
熱中症というと、屋外の炎天下で運動したりするとなりやすいイメージが強いですが、気温が高くなくても、湿度が高いと室内でもサクッとなります。
熱中症の症状
めまい
失神
頭痛
吐き気
強い眠気
気分が悪くなる
体温上昇
異常な発汗
体が熱いのに、汗が出ない
などです。
もしくは、
朝日デジタルの熱中症の記事が読みやすいです。
完全な熱中症まではいっていないけど、体内に熱がこもっている状態=プチ熱中症(私の造語)でよく見る症状
肩や首が異常にこる
頭痛
吐き気
食欲がない
後頭部に熱感がある
頭がボーッとして、スッキリしない
体がだるい
イマイチやる気が出ない
心当たりある人は多いと思います。
なぜ睡眠中に熱中症になってしまうのか?そのメカニズム
睡眠中窓を閉め切る
→ 湿度上がる
→ 汗をかいても蒸発しなくなる
→ 体温下がらなくなる
→ 自律神経が体温高いと判断
→ さらに汗をかくよう指示する
→ 体温上がる&体内水分激減
→ 脱水症状進む → 熱中症
ポイントは湿度。
湿度が高いと汗をかいても蒸発しないので、体温が下がらないのです
朝までクーラーをかけると寒いのと、体に悪そうなので、2~3時間タイマーにして、せっかくの冷風が逃げないように窓を閉め切って寝る
このように寝ている人いませんか??
朝を迎えた時、なんか体がダルくないですか?
そのとき部屋の湿度はどうでしょう。かな~りムシムシしていませんか?
前夜の体力や気力、精神状態によっては、睡眠中に一発で熱中症になります。
せっかく体力回復のために睡眠するのに、熱中症になるとは。。。
炎天下の中、外で一日過ごしたではなく、暑いから家の中でクーラーをかけて、極力出歩かないにしているのに、なぜ頭が痛かったり、肩がこるんだろう?
そういう人は睡眠の取り方を変えてみるといいですよ。
熱中症にならないための睡眠対策
ポイントは部屋の風通しをよくすること。
①扇風機をフル回転!
風が体に当たらないように、部屋全体を循環させてください。
一晩中がオススメ。
やるとやらないでは全然違います!
空気が循環すると、湿度と温度の体感が下がります。 私はこれを使っています。
ホームセンターで確か、3000円くらいでした。
サーキュレーターを床に置き、天井をめがけて、首振り全開&窓を開けて一晩中回しています。
これだけでクーラーなしでも、室内の温度と湿気が軽減しますよ~
電気代は安くて、一日10時間使用で一か月約270円くらい。
ちなみにクーラー(400W)の場合は、一日10時間使用で一か月約3000円。800Wはその倍の約6000円
軽い除湿なら一晩中かけてもいいかもしれませんね。クーラーをタイマーにして併用もグッド。(ちなみに私はクーラーは寝る前に切ります。)
注意点は一つ。風が体に当たらないこと!直接当たってしまうと体が冷えてしまいます。
暑い時期は7~8月の二カ月だけなので、クーラーも節電ゆるめで使っていきましょう。
②お腹と足を冷やさないこと
お腹と足が冷えると体全体に冷えが浸透し、せっかく部屋を涼しくしても逆に体調が崩れます。これがまさにクーラー病です。
寝相が悪くて朝タオルケットがかかっていない人は、腹巻とレッグウォーマーをして寝るといいです。
私は、腹巻とレッグウォーマーをして、タオルケットを足元に軽くかけているだけです。
無理する必要はありません。暑いと感じたら迷わず脱いでくださいね。
③氷枕を敷いて寝る
これはとても効果的です。
東洋医学では、健康を保つには頭寒足熱(ずかんそくねつ)という考え方があります。
頭寒足熱についてはこちらです
↓↓↓↓↓
頭寒足熱とは、文字通り、頭を冷やし足を温めること。
100均のやつだと早めにぬるくなるので、睡眠時はガチのやつを使うといいです。
本家アイスノン。薬局で確か1000円くらいだったはず。
表面が柔らか仕様のものがオススメ。私はこれをタオルをかませて使っています。
大なり小なり、夏場は体に熱がこもります。
日中はオフィスのクーラーで体が冷え冷えだったのに、夜は頭や首に熱感があるな~
そういう人は要注意ですよ。
ぜひ一度お試しください。
暑い時期の体調不良は自律神経の乱れが原因
湿度からくる熱中症のよくある症状は、体がほてる、めまい、頭痛、吐き気、筋肉痛、足がつる、首や肩がこるなどです。
ここで注目したいのが、首や肩がこるです。
体温調節は自律神経が行っています。
体温調節を担う自律神経が湿度の上昇で乱れ、血行が落ちることから起こります。
熱中症は夏場だけと考えて放置していると、自律神経の乱れが慢性化して、体調不良になっていることに気付けない場合が多かったりします。
そうなってしまうと、秋や冬になっても体調不良が続いたりします。
自律神経が乱れると、病院の検査で異常なしでも様々なつらい症状がでます。
お医者さんでも原因不明。。
詳しくはこちらに書いてあります。
↓↓↓↓
原因不明の体調不良の時によくある「自律神経の乱れ」とは、どういうこと?
そういう症状を当院は得意としています。今のうちに対処することがオススメです。少しでも不安を感じたら当院へご相談ください。
東洋からだ研究所は東京中野区にある鍼灸整体院です。
このような症状が続き、つらいときは自律神経の不調の可能性が高いです。
お気軽にご相談ください。
多くの人が、自律神経が乱れています。
自律神経を整えると、症状は緩解するケースはたくさんあります。
・050-3595-1677(平日10~20時)
・火水金土の10~20時診療(予約制)
当院は、問診を重要視し、独自の検査でお体の状態を把握します。
そして、自律神経が乱れた体に特化した施術を行います。
病院で検査は異常なし、原因不明の症状が、当院の施術で体を変えることにより、改善したケースは枚挙にいとまがありません。
もちろん、医学的や科学的なしっかり根拠を述べることはできませんが、今までの10000人以上のお体を視てきた経験則で
体を変えると、症状も変わる。
症状が変われば、気持ちも前向きになり、笑顔が増えます。
悩む前に、ぜひ一度ご相談ください。
・050-3595-1677(平日10~20時)
・火水金土の10~20時診療(予約制)