環境の変化からストレス性蕁麻疹になった
営業に転職してストレス性蕁麻疹になったANさんの例
歩合制の営業職に転職したものの、慣れない接客と営業ノルマが厳しくなかなか思うような結果が出なくて。。
特に上司からの叱責がきつく知らないうちにストレスが溜まっていた。
何とか耐えていたけど、徐々に食欲もなくなり、肉体的疲労というよりは精神的疲労が取れなくなった。
たまの休みは外出する気力もなく、家にこもりっきり。
大手企業で働いているので両親は喜び、厚生年金や福利厚生も手厚く、自分自身も誇りに感じているけど、有給はほぼ取れないし残業や土日出勤は当たり前。
ノルマ制の営業はこういうものだと言い聞かせ、毎日憂鬱な気持ちで出勤していた。
そんなこんなで、三か月くらいたったある日、身体中に蕁麻疹が出てきてしまった。
最初は首筋にポツポツと目立たない広さだったけど、徐々に広範囲になり痒みが増してきた。
一度気になりだすと痒みがどんどん増していき、血が出るほど搔くようになった。好きなお風呂も搔き傷にしみるので入れなくなり、つらくて死にたかった。
慌てて皮膚科に行くと、血液検査、膠原病の検査、内蔵の検査では異常がなく、ストレス性蕁麻疹と診断された。
とりあえず、かゆみはステロイドで抑えられるけど、ストレスがある限り、治らないと言われてショックだった。
一体どうすればいいのだろうか。。
ストレス性蕁麻疹に対してステロイドは悪なのか?
蕁麻疹。
かゆみは痛みよりつらいと言われています。
私も過去アトピー性皮膚炎だったのでつらさは分かります。
血が出るほど掻きむしっていまうんですよね。
アトピーもストレスが溜まったときに痒さが増していました。
ネットではステロイドの副作用がズラ~っと羅列されています。
当院の考えではステロイドはありだと考えています。
理由は、心や気持ちを安定させることが先決だから。
痒みを我慢しすぎると精神的に病んでしまいます。まずは気持ちを落ち着かせることが大切です。
ステロイドで痒みを抑え気持ちを楽にすることと並行しながら、
薬を減らすことを頭の片隅にいれつつ、ストレスを軽減するようにしていくことが大切だと思います。
人間には排毒力があります。
蕁麻疹が楽になってステロイドを含めた薬が不要になると、時間は個人差があると思いますがきれいに排毒されます。
ストレスがかかると蕁麻疹が出る理由(当院の考え)
ストレスがかかると血流が悪くなります。
血液は、老廃物や毒素を腎臓や肝臓に運び去る働きがあります。よって、体内に毒素や老廃物が溜まっていき、一定のラインを超えると湿疹や蕁麻疹となって表れると考えています。
血流が悪くなるのは自律神経が乱れた結果です。
詳細は以下に書いてあります。自律神経失調症向けの内容ですが考え方は同じです。
ストレス性蕁麻疹になったらやってほしい3つのこと
まずは休息すること。
これに尽きます。
精神的に疲れてると体力も落ちているので一にも二にも休息をとることが重要です。具体的には以下の3つ。
1、睡眠をとる
2,カウンセリングを受けてみる
3,休職を真剣に検討する
3つの中で最優先することは、
1,睡眠をとること
もし、眠れない日々が続いているなら心療内科で相談の上、睡眠薬を処方してもらってください。睡眠をとるだけでストレスが減少するし体力も回復します。それくらい睡眠は大切です。薬を服用することを恐れないでください。睡眠をとることが先決です。
2,カウンセリングを受けてみる
大切なことは「プロに聴いてもらう」こと。
理由は、ストレスで心が疲れているとき、素人の叱咤激励は症状が余計に悪化することがあるから。
家族や友人知人に話した場合、「頑張ってみたら?」「それは少し甘いんじゃないの?」などなど、アドバイスを言う人もいるかもしれません。相手も良かれと思った上での言葉なので余計にストレスが溜まる可能性があります。
企業カウンセラーや外部でもいいので、カウンセリングを受ける勇気を持ちましょう。
3,休職を真剣に検討する
休職はとても有効です。その際、医師の診断書が必要です。
ストレスで心と身体が弱っているときは自ら動くことがしんどいと思いますが、その他諸手続きは会社の人事労務に問い合わせてみてください。
1〜3を行い心と身体の疲労をとりつつ、当院の施術で自律神経を整えることが改善の一つの方法です。
ストレスが原因の症状は多岐にわたります。蕁麻疹だけではありません
今はストレス社会と言われ、会社でもストレスチェックが義務付けられているところもあります。
ストレスの多くは対人関係と言われています。
学生時代はさほど気にならなかった人間関係が、社会人になり、職場や仕事先での対人関係や、仕事自体でストレスを感じている方も多いと思います。
ANさんは蕁麻疹でしたが、症状は多岐にわたります。
ストレスからくる蕁麻疹も同様ですが、なかなか理解されず一人で悩んでいませんか??
ストレスが溜まると自律神経が乱れます。乱れたまま放置すると自律神経失調症のような原因不明の症状が出てきます。
ストレス性蕁麻疹のストレスを減らす方法
対処療法なので根本的解決法ではありませんが。。。
締まりのない絵で恐縮です。
ストレスを感じたときに視線を上をする
これはとても有効です。10秒以上行ってみてください。
昨日何食べた??と聞かれたら、上を見ながら思い出しませんか?
人間は映像を思い浮かべるとき、視線は上を向きます。そのとき感情は働きません。
ストレスは感情です。
嫌だ、イライラする、不安になる、悲しい、これらはみんな感情です。だから、視線を上に向けるだけで感情を遮断できるのです。ストレスを感じた瞬間に行うことは難しいかもしれませんが、知識として知っておくと助けになります。
地味かもしれませんが、とても有効な手段なのでお試しください。
その場のストレスは消えるはずです。
それでも改善しない場合は、当院にご相談をご利用ください。
ストレス性蕁麻疹は自律神経と関係しているので当院は対応できます
蕁麻疹には大きく3つの種類があります。
1、アレルギー性蕁麻疹
食べ物、植物や昆虫、薬などに体が反応して起こる。特に、小麦、ソバ、乳製品、卵、落花生は五大アレルギー成分と言われています。
2、非アレルギー性蕁麻疹
摩擦、圧迫、熱さ、寒さ、振動、日光などの物理的刺激によるもの。
また、血液疾患、膠原病などがある人、
心身のストレスの強い人では、運動や発汗が刺激となって、蕁麻疹になることがあります。
3、ストレス性蕁麻疹
各種検査で異常がなく、物理的な原因不明な蕁麻疹はストレス性と診断されることが多いようです。
当院はこちらの蕁麻疹に対応しています。
発症して一か月以内が急性、それ以上が慢性と区分されていますが、両方対応しています。
東洋からだ研究所は自律神経を専門に扱う鍼灸整体院です
~たくさんのお客様に喜んで頂いています~
このような症状が続き、つらいときは自律神経の不調の可能性が高いです。
多くの人が自律神経が乱れています。逆に、自律神経を整えると、症状は緩解するケースはたくさんあります。
お気軽にご相談ください。
新宿中野|中野駅5分【自律神経専門】鍼灸整体院の東洋からだ研究所|施術の流れ
清潔な院内
問 診
あなたからの情報は、あなたが最短で身体が楽になる情報の宝庫です。だから当院はしっかりと問診を行います。
関節の動き・筋肉の固さ・背骨の歪みを独自の方法で確認します。
施術1 整体
「身体の歪みを整えるために、ほとんどの症状に対してまず整体を行う」
これは当院の特徴かもしれません。血液や水分が流れやすい状態を作ります。それから鍼灸を行うほうがあなたの身体が圧倒的に楽になるという経験則からです。整体だけで身体が楽になるので驚かれる人が多いです。整体はとてもソフトなので痛くありません。
施術2 鍼灸
「あなたの痛い・つらい局所」と「自律神経の調整」両方にアプローチ
あなたの身体が血液や気が流れやすい状態になって、初めて鍼灸を行います。「あなたの今痛い・今つらい場所」と「自律神経の調整」両方にアプローチする鍼灸も当院の特徴です。
治療後の説明
どこがどういう原因でつらかったのか、どう変わったのか、また、今後のセルフケアなどをお伝えします
営業日 火・水・金・土 (10時~20時)
ご予約、お問い合わせは、メール・LINEから
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近藤 隆 鍼灸治療家
施術件数10000件以上。東京中野駅5分にある自律神経専門の鍼灸整体院「東洋からだ研究所」代表。心と身体に役立つ情報をお届けしています。
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