就職して早10年。
残業のときは帰宅が深夜近くなりヘトヘトの毎日。家に帰るとコンビニ弁当食べて寝るだけ。
翌朝も疲れが抜けないまま出勤する日々が続く。
仕事中に肩こりが気になり始めた。
以前は一晩寝れば解消されていたが、最近は朝からズ~ンという肩の重さを感じて通勤が憂うつになる。。
肩こりが気になり、仕事に集中できない!
肩こりのない以前の体に戻りたい!
現代病の一つである「肩こり」。日本人のほとんどが経験したことがあると言われています。
肩こりのルーツは、夏目漱石の小説「門」で「指で押してみると、首と肩の継ぎ目の少し背中へと寄った局部が、石のように凝っていた。」このとき国内で初めて、肩が凝るという概念が生まれたとされています。
それまでは、肩が張るという表現だったらしいです。
「肩こり」という概念が生まれなければ、今のように肩こりで悩む人はここまで増えなかったかもしれません。
肩こりの種類
1、長年肩こりのひと
・数十年ずっと肩がこっているので、半ばあきらめている。
・小学生の時からずっと肩こりと付き合っている。
2、隠れ肩こりの人(本人無自覚)
・自分では自覚はないけど、美容師さんから必ず「肩こり凄いですね」と言われる。
・友人に触られると「肩がめっちゃかたいよ!」と言われた。
3、最近肩こりが気になりだした人
・若いころや学生時代は特に感じなかったのに、最近肩こりがひどい!
・就職してから肩こりを感じるようになった。
・仕事後は必ず、肩がこるようになった。
4、肩こり+他の症状がセットになる人
・まず肩がこってくると、そのあと必ず頭痛になる。
・目が疲れると、必ず肩こりを感じる。
・肩こりが出始めると、吐き気がしてくる。
あなたはの肩こりはどのパターンですか??
肩こりの原因は使う頻度が高いから
肩がこるということは、肩周りの筋肉を使う頻度が高いということです。
「え~、わたしは肩をそんなに動かしてないけど。。」と思う人も多いはずです。
・日常でデスクワークでパソコンを使っている
・スマホを頻繁に使っている
・育児で授乳をしている
・長時間の運転をしている
これらは全部、肩周りの筋肉を使っています。
共通点は、指先や腕を動かしているけど、「肩は動かないように固定している」です。
肩が動いてしまうと、腕や指先がブレブレになってしまい、思うような動作ができません。特に、PC作業やスマホで指先を動かすときは、肩は固定されてないといけません。
まさにこの時です!
パソコンやスマホで指先を、育児の授乳、お料理で腕を使うときは肩を動かないように固定するため、肩回りの筋肉がギュッと緊張し常に使われています。
インナーマッスルといわれる深い部分にある筋肉が、その役割を担っています。深い位置にある筋肉なので、表面的なマッサージや、肩回りの体操ではなかなか楽になりません。
具体的には、図の筋肉がそうです。
これらの筋肉は頻繁に使われているため、体の中で敏感な部分になっており、そのため、ストレスの影響をとても受けやすいです。ストレスを受けると血管がギュッと縮まります。だから、普段指先や腕を頻繁に使っている人は、特に肩がこります。
肩こりの対策の一つとして「食べ過ぎをやめる」
「肩こり 対策」とネットで検索すると、たくさんの対策が出てきます。
ストレッチ、肩の運動、温める,などなどありますが、今まで10,000件以上の施術経験と東洋医学的な視点での対策です。
食べ過ぎをやめる
食べ過ぎと肩こりは関係あるの??と思いますよね。それが大ありなのです。
☑️ 遅い時間に食べている
☑️ 食べたらすぐ寝る方だ
☑️ 食欲ないけど食べている
☑️ お腹いっぱい食べるほうだ
☑️ 時間がきたから食べている
この中でどれか一つでも心当たりありませんか??
食べ過ぎると、消化吸収のため胃腸に負担がかかります。胃腸が疲れると、お腹と背中の筋肉がかたくなります。
食べ過ぎが癖になっている人は、腹部と背中が下に(足元)に引っ張られる状態になります。そうなると肩甲骨の動きが悪くなり、肩回りの血行がますます落ちてしまいます。
また、食べ過ぎると、胃の重量が増えます。胃を支える横隔膜(図)という筋肉が下に引っ張られます。横隔膜は首とつながっているので、首回りもこってきます。
以上の理由から食べ過ぎが癖になっている人は肩こりになりやすいです。
食べ過ぎをやめる具体的な方法
1、一食抜いてみる
おすすめは朝ごはん。理由は、内臓を休ませる時間が長くなるから。
夜ご飯を20時に食べて、昼ごはんを翌日の12時に食べるとしたら16時間連続で内臓を休ませることができます。そうなると、腹部や背中の筋肉の負担も減ります。
最初のうちは、空腹感できついかもしれませんが、私も数年行っていますが、慣れると意外に大丈夫です。もし、100%抜くことに抵抗があるなら、スムージーや果物、ヨーグルトにしてもいいでしょう。
2、炭水化物を減らしてみる
何をどう減らせばいいのやら。。
食べる量を減らすことは、なかなか難しいものですよね。そういう場合は、炭水化物を今までの八分目、もしくは半分にしてみてください。おかずは今まで通りに食べてOK。これで、自動的に食べる量が減ります。
3、噛む回数を意識して増やす
食事も抜きたくないし、炭水化物も大好きで、がっつりいきたい!!そんな人にはとてもオススメです。
回数を従来の1、5倍くらい増やしてください。内臓への負担が確実に減ります。ささいなことかもしれませんが、とても効果があります。肩こりは、食事の量と関係しているかもしれません。ぜひお試しください。
それでも肩こりや慢性疲労が改善しない場合は、自律神経が乱れているかもしれません。
肩こりは自律神経の乱れからきているケースがあります。なかなか改善しない場合は要注意です
肩こりを甘く見て放置すると、耳鳴りやめまいが出たり、片頭痛になったり、やる気が出ない、覇気が無いなどのメンタル面が不調になるケースがとても多いです。
自律神経失調症やうつ病の人は、大なり小なり肩に重さを感じている人が多くいらっしゃいます。
肩こりは、自律神経の乱れの初期症状です。
自律神経が乱れると、常に肩が上がり、力が入ってしまったり、夜寝ている間にも関わらず、力が入ってしまったり、体をリラックスすることが上手くできなくなります。
肩こりは自律神経が乱れているサインと考えて早期に対処しましょう。
新宿中野|中野駅5分【自律神経専門】鍼灸整体院の東洋からだ研究所|施術の流れ
清潔な院内
問 診
あなたからの情報は、あなたが最短で身体が楽になる情報の宝庫です。だから当院はしっかりと問診を行います。
関節の動き・筋肉の固さ・背骨の歪みを独自の方法で確認します。
施術1 整体
「身体の歪みを整えるために、ほとんどの症状に対してまず整体を行う」
これは当院の特徴かもしれません。血液や水分が流れやすい状態を作ります。それから鍼灸を行うほうがあなたの身体が圧倒的に楽になるという経験則からです。整体だけで身体が楽になるので驚かれる人が多いです。整体はとてもソフトなので痛くありません。
施術2 鍼灸
「あなたの痛い・つらい局所」と「自律神経の調整」両方にアプローチ
あなたの身体が血液や気が流れやすい状態になって、初めて鍼灸を行います。「あなたの今痛い・今つらい場所」と「自律神経の調整」両方にアプローチする鍼灸も当院の特徴です。
治療後の説明
どこがどういう原因でつらかったのか、どう変わったのか、また、今後のセルフケアなどをお伝えします
営業日 火・水・金・土 (10時~20時)
ご予約、お問い合わせは、メール・LINEから
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近藤 隆 鍼灸治療家
施術件数10000件以上。東京中野駅5分にある自律神経専門の鍼灸整体院「東洋からだ研究所」代表。心と身体に役立つ情報をお届けしています。
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